ニッタシートエキストラの防水工法は、工場で一定の寸法のシート状に形成した防水シートを接着剤を用いて下地に張り付ける工法です。均一な厚さと材質の防水層を形成するので、信頼性が高く、さまざまな機能を付加できます。
ニッタシートエキストラは成分に塩素を含まないので、ダイオキシン発生原因となりません。
環境ホルモンの原因となる可塑剤も含まないので、環境負荷を低減し、生態系に影響を及ぼしません。
ニッタシートエキストラは、耐久性に優れたEPDMが主成分です。
オゾンや紫外線に強く、広い温度範囲にわたり物性が安定しています。
引張強さ・伸び特性が大きく、亀裂追従性に優れるので、下地への適応も広い素材です。
ニッタシートエキストラは、EPDMのカラーゴムを加硫一体化したカラフルなシートや、ペイントでお好みの色に仕上げるシートがあります。
ペイント仕上げは、自由な着色ができ、外壁材と意匠性を合わせたり、特注色を用いることにより、顧客ニーズに対応することができます。
ニッタシートエキストラは、塩化ビニル系シート防水工法と比較して軽量で柔軟性があります。
設計の自由度が高まり、異形屋根にも施工ができます。
かぶせ方式で改修施工ができるので、廃材が少なく、荷重負担もわずかで済みます。
ニッタシートエキストラは、SDフロアコートで仕上げて軽歩行にすることができます。
保護材料を敷設して防水層上を利用することもできます。
ニッタシートエキストラの商品シリーズには、ポリエチレンフォームを積層した断熱防水シートがあります。
別張りでポリエチレンフォームを用いる工法や、ポリウレタンフォームを使うトーヨーDS工法、ポリスチレンフォームを用いる露出工法や押え工法もできます。
ニッタシートエキストラの商品シリーズには、溝付きの通気層を積層したシートがあります。
また、ニッタシートエキストラと通気テープを併用した工法もできます。
これらのシート及び通気テープを用いることにより、改修工事などの下地からの水分によるフクレを軽減させることができます。
ニッタシートエキストラは、火気を使用しない冷工法です。
施工時には悪臭や煤煙の発生がないため、改修工事に向いています。